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どろんこ美容とは

半世紀前、女性の自立など、まだ遠い時代。周りの人を綺麗にしたくて、

オシャレは大切で、女性が美しくいられることは、幸せな時代の証だと・・・

ひとりの女性が言った。

美容を通して幸せを提供したい。

幸せな時代とは、女性が自立する時代でもあった。

私は先人に学ぶ。

綺麗であることは心も潤い、人を幸せにする。

クレオパトラの時代から続く美容法がある。それが、どろんこ美容であり、

50年も前に日本の女性を綺麗にと願い、提唱したひとりの女性がいた!・・・

その人が、故山野愛子である。

どろんこ美容は日本や世界で、何世紀も続く美容法である。

 

クレオパトラはその美貌を保つために、「”若返りの湖“から取り寄せた水で体を洗い

”スアブ“でアカをそぎ、乳香と蜂蜜入りの香油でマッサージをした。

また髪には蛇油を塗り、目には孔雀色の”ウァジュ“をさした。」と辞典に記載がある。

この”スアブ“とは、海泥で粘土のことで、湯上りの濡れた身体に塗りつけ、

水気を吸い取らせてアカそぎに使用していたとのことです。

このどろんこ美容は、クレオパトラの全身美容法だったのです。

 

 参考文献:(三省堂刊『世界風俗辞典』第Ⅲ巻より)

 

 

  

 

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